Robita”何でも”Note
ターセム・シン監督 / The Fall 落下の王国
2013 07/31 03:37 (Wed) | Category : 映画とかDVDとかドラマとか。
The Fall / 落下の王国 2006年 ターセム・シン監督
なんて美しい映像でしょうか。冒頭から、美しい絵面と音楽にぐいぐい引き込まれてしまいます。
物語は、ある怪我をしたスタントマンと骨折で入院中の少女の交流・・・というお話です。スタントマンが少女に空想のお話を聞かせてあげるのですが、それをいちいちとても綺麗な映像にして観させてくれます。
少女の空想を映像化した、きらびやかな衣装を纏った砂漠に立つ山賊達、現実世界では看護師を務めるエブリン女史の艶やかなお姫様の姿や、「バリ島のケチャ」をモチーフにしたダンスのシーン、空想の中の敵「総督 オウディアス」との戦いのシーン、数々の世界遺産を背景に、まるでCGのような美しさの画面達が次から次へと夢のように繰り広げられます。圧巻でした~!
後半、シリアスな場面が出てきますが、個人的にそういうのはなしで映像美だけで一貫して欲しかったかもです。
ストーリーを重視する方にはどうしてもいまいちの映画になるでしょうが、「とにかく映像美でやられたいんだ~!」という方には文句なしのとても美しい映画です。ほんとうに色彩が艶やかで色っぽい。ステキです。
ああ~、すごかった。私はDVDで観ましたが、ブルーレイ欲しいです。買っちゃおうかしら。
テリー・ギリアム監督/The Imaginarium of Doctor Parnassus
2012 01/27 00:32 (Fri) | Category : 映画とかDVDとかドラマとか。
2009年 「Dr.パルナサスの鏡」
なんか久しぶりに映画観た~!ってカンジがしましたです。2時間があっという間に過ぎました。おもしろかったな~。
私は、テリー・ギリアムさんの映画は、遠い昔TVで見た「バロン」と、若かりし頃見た「12モンキーズ」しか知らないのですが、この映画はどことなく「バロン」を思い出す感じでした。(12モンキーズもものすごく面白かった記憶があります。)
大体のあらすじとしては、「昔々、悪魔と契約を結んでしまったドクター・パルナサスと、その悪魔や家族や周りの人々との悲喜こもごも・・現実世界と願望の世界の対比と悲しみ」というような感じでしょうか・・。
ラストは個人的には大好きな、ハッピーエンドです。(気が抜ける方もいるかも?)
私は「バロン」のカラフルでキテレツな世界観が幼心にすごく好きでしたので、今でもこの映画の絵面はとてもワクワクするものでした。
好きな例をあげると、主人公の娘の役の人の羽織ってる日本の着物らしき服とか、想像の世界の中の紙芝居的な森の中の場面とか、皆が乗って旅する芝居小屋と住居を兼ねた馬車のデザインとか、すご~くツボです。
そして、出ている俳優さん方「全員」が、皆さまとてもとてもステキで、演技に引きずり込まれて時間を忘れてしまいました。
登場人物がみなそれぞれ魅力的なのです。特に、ヒロイン役のリリー・コールさんのコケティッシュな色っぽさがたまらんです(笑)あと、悪魔役の俳優さんの声がすごくいい声だった。
余談としては、「ヒース・レジャーさんの遺作」ということで話題にのぼったそうですが、そういったことを抜きにしてもファンタジー好きの方なら2時間たっぷりと堪能できると思います。
個人的な感想としては、「やっぱ欲望の世界より自分の現実を楽しくしたほーがいいよね!!」などと、ムツカしく考えずに楽しめたのが良かったです~。
・・テリー・ギリアム監督にはまりそうです。
オムニバス映画/The ショートフィルムズ
2011 09/09 12:40 (Fri) | Category : 映画とかDVDとかドラマとか。
2008年の映画だそうです。「The ショートフィルムズ」というタイトルどおり、5人の監督の短編作品が収められています。
私は最近はじめて見ましたが、佐藤浩市さん×阪本順治監督の「展望台」が、ものすご~く良かったです。
ひょんなことから、とある展望台で一晩過ごすことになってしまった「中年男」と「小学生の男の子」のゆったりとした心の交流・・・というお話です。くすっと笑えて、でもちょっと切なくもなったりして、でもハッピーエンド。個人的に大好きな展開です~。
佐藤浩市さん扮するところの「中年男」が、男の子がのぞいている双眼鏡に(よくある100円入れるヤツ)にこっそりお金をチャリンと入れてあげる場面が好き。
他には、井筒和幸監督 「TO THE FUTURE」、大森一樹監督 「イエスタデイズワンスモア」、崔洋一監督 「ダイコン~ダイニングテーブルのコンテンポラリー」、李相日監督 「タガタメ」 という4作品が収録されています。
・・が、正直他の作品は個人的にはいまひとつなカンジでした。でも楽しめたので地味におすすめです。
テンペスト。琉球王朝の時代劇。
2011 07/28 16:48 (Thu) | Category : 映画とかDVDとかドラマとか。
テンペスト・・英語で「嵐」という意味らしいです。
いや~!いいですね!沖縄の昔の時代劇!!・・・まず、画面がキレイです。映る景色全部キレイです。
・・まあ欲を言えば、ところどころ「うわ~石垣が発泡スチロールだなー・・。」などと興醒めする場面もあったりもしますが、そこは物語の強引な力強さで持ってかれてあんまり気にならないかも?なのです。
↓首里城の場面です。キレイですね。鮮やかだなあ~。
そして、全体的にちょっとSFチックなマンガっぽいノリで、すご~く見やすいです。(逆に、この解り易過ぎるノリが嫌いな方には最悪のドラマでしょうが・・。そこは好みで・・。)
私個人にはほんとツボでしたよ~。
あ~んな、100年近くも昔の沖縄で、聞き取れるような日本語を話してる訳無いよな~?・・とは思いつつ、まあ、それはそれとして、私のような少し沖縄をかじったコトがあるよーなもんにはきっと、物語に夢中になれるような魅力があるドラマだと思います。(沖縄の地元の方が見てどうかはわからないのですが・・。)
でも・・何よりも解りやすいんですよね~!
なんだかこれから「主人公が活躍するよ!」ってな、わかり易すぎるトコロが、私にとってはとても愉快でケイカイで、いい感じに観られるドラマです。(作り物なのは百も承知だけど、楽しめるカンジがすきなのです。)
それに、沖縄のキレイな海や空の映像、生粋の沖縄の俳優さん(平良とみさんや藤木勇人さん)がしゃべるかわいい「ウチナーグチ」の響きや、ほんとうに綺麗な「紅型の衣装」や、「琉球舞踊の舞い」の場面・・・いや~!マジでほんっとにキレイ!!これらは見所のひとつだと思います。・・・獅子舞もちゃんと芭蕉の繊維で作ったやつだったんじゃないのかしら・・たぶん??
それに、今まで勉強不足で知らなかった、この物語の主軸である「琉球王朝」そのものに、ああ~!歴史だなあ~って、思ってしまいました。まあ、我ながらばかっぽい感想ですけど(笑)
&なにやら不自然なのか自然なのか、もはやわからないたたずまいの、主人公の仲間由紀恵さんもステキです。いい味出されてると思います。
↓女として生まれながら、色んな事情で男として王朝に仕える身の上の主人公。突然の、淡い初恋の相手との再開に、嬉しくもあり哀しくもあり、といった体の主人公ちゃんの場面です。沖縄の美しい自然の風景に仲間さん独特の美しさが映えます。(この人は都会に写るよりやっぱ自然の中にいたほうが魅力が増すのではないかな~~??まあ個人の思い込みですけど。)
そんでもって、惜しいなあって思うのは王様の姉君を演じている高岡早紀さんです。もっともっと、エキセントリックなイッっちゃてるカンジをもっと出して欲しかったな~!!
・・なんて、でも、私個人では続きが楽しみなドラマです~。
堤幸彦 監督/まぼろしの邪馬台国
2011 04/19 22:19 (Tue) | Category : 映画とかDVDとかドラマとか。
↓中盤、主役の宮崎家を訪れる場面、ガラス越しにうつる窪塚君です。
2008年の映画だそうです。
バリーリンドン
2010 09/15 21:44 (Wed) | Category : 映画とかDVDとかドラマとか。
とても古い、有名な映画みたいですね。どうやら18世紀あたりのヨーロッパをこだわって再現した映画なのだそうです。
うぬぼれ刑事、というか宮藤さんのドラマ。
2010 09/10 22:18 (Fri) | Category : 映画とかDVDとかドラマとか。
なんだか久しぶりに宮藤官九郎さんのドラマを観ています。
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