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Robita”何でも”Note

個人的に好きなものについて勝手にただ感想を書くブログです。なんとなく、自分が生きてたんだなあ~、ということを記録したくて書いております。+植物の観察とか、シムピープルとか、ダラダラ日記。

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これ、お金出して観るやつ!/ 忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段

2021 12/06 17:53 (Mon) Category : 映画とかDVDとかドラマとか。

やばすぎですね。ご覧になりましたか?最初っから最後までプロフェッショナルのオンパレード。息つく間もなく繰り出される、日本の役者さんたちの「本物!」ヤバすぎて3回観てしまいました。(NHKオンデマンドで。)

時は1700年代の江戸時代。初代中村仲蔵(1736-1790)が裸一貫からはい上がる実話をベースとした下克上物語だそうです。

「あらすじ NHK公式より抜粋 【前編】孤児だった中村中蔵(のちの仲蔵/中村勘九郎)は長唄と踊りの師匠(若村麻由美)の夫婦に育てられたが、やがて中村座の中堅役者・中村傳九郎(髙嶋政宏)の弟子となり、役者修業に励んでいた。踊りが得意な中蔵は女形の瀬川錦次(中村七之助)らに稽古をつけるなど才能を見せ、「大立者」と称される人気役者・二代目松本幸四郎(市村正親)の目にも留まるようになっていく。しかし、傳九郎のひいき筋の豪商・吉川仁左衛門(谷原章介)の座敷に中蔵も呼ばれ踊りを披露したことがきっかけで、役者を辞め吉川に奉公することに。病で倒れた父を助けるための選択だったが、中蔵は役者の夢を捨てきれなかった。やがて三味線方の娘・お岸(上白石萌音)と結婚。以前の師匠・傳九郎の許しを請い、「稲荷町」という最下層の役者から再スタートを切ることになるが、待っていたのは壮絶ないじめだった…」


写真は育ての母の、志賀山流の踊りの師匠お俊さんに「冥途の土産に
本物の三番叟を見せてくれ」と請われて、「三番叟」という志賀山流の代表作というお芝居を「からくり人形で踊る」というアレンジを主人公が力いっぱい踊るシーンです。
泣いた!泣きました!!自然に涙がこぼれます。芸に感動して涙をこぼすなんて、なんとシヤワセな一瞬なのでしょう。

日本に生まれて、日本の芸能者さん達の力いっぱいの芸をリアルタイムで堪能出来ることが本当にシヤワセです。(ほんとは自分が出来る範囲で少しでもお金を払いたい。有料配信すればいいのに!それほどの才能の大盤振る舞いでしたよ!)

ちなみに脚本・演出は源孝志さんです。令和元年版牡丹灯籠や、ライジング若冲天才かく覚醒せり、平成細雪、などのドラマを手掛けてきた方です。
・・・今ふりかえれば全部観ましたとも!!ああ、あの作品の演出家の方だったんだなあ、と2回目の感動です。

・・死ぬ前に一度、歌舞伎座のS席で中村勘九郎さんや中村七之助さんを観てみたい!などと新たな欲望を巻き起こす、すんばらしいドラマでした。マジっす。
このドラマ、エンディングの映像も凄すぎです。中村勘九郎さんが(おそらく一流の)和太鼓と笛とフラメンコ的な歌声に合わせてコンテンポラリーダンス的なものを踊ってらっしゃいます。必見です。凄みがスゴかった!って何を言ってるんだか。

11日の後編が今から楽しみです。

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いまさらながらMIU404。

2020 10/13 19:21 (Tue) Category : 映画とかDVDとかドラマとか。



グッと来た~!グググっと来ましたよね!?MIU404!
TVerで2度も3度も見返して、食い入るように見ちゃうようなドラマってなかなか無い。たぶん。
あ、「逃げ恥」以来かしら?完全に野木亜紀子さん周りの仕掛人
にまんまとやられちゃってますね!嬉しいけど!

キャプチャー写真は私が一番うぎゃあぁ~~!と、いわゆるカタルシスを感じた場面です。よかった、よかったね!っつって。

・・まあ、こんな事インターネット上でつらつらと語る自分が気持ち悪いではありますが、そうやって一般人の私達にこんなブログ記事を書かせてしまう「才能
」にどうしても惚れこんでしまいます。

演技の才能、音楽や踊り、物語を語る才能、映画やドラマを作る才能!ハッとするようなお洋服、面白くてハッピーなゲームとか、上品なお笑いさん達。他にも、いろいろ、いろいろ。

根っからのインドア好きの私には、そういった才能のある方達のおかげでお家時間がとても濃密で楽しい時間になって行く。(これはコロナウイルスは関係なく昔から・・)

感謝の気持ちで終わるけど、後5年とか経っても「MIU404」観返してんじゃないのかなあ?とゆー予想は外れないでしょう。(つい最近、録画ののだめカンタービレを見終わったのです。いつのドラマなのよ(^_^;))

ウェス・アンダーソン監督 / 2018年 犬が島

2018 10/27 22:20 (Sat) Category : 映画とかDVDとかドラマとか。



ウェス・アンダーソン監督と初めて出会ったのは2007年の「ダージリン急行」という映画でした。あれもまったりしてて雰囲気よかったですなぁ~。

そんで、この「犬が島」も、センスの塊!!すんばらしいっす!(個人的には!)
要約すると、犬達とその味方の人間の少年の、戦いと冒険の日々?ってところでしょうか。それらを緻密なストップモーションアニメで描いています。
・・まあ、のっけから好き嫌いがわかれるのでしょうが私は好きです。

序盤の画面の雰囲気は、何故だか大友克洋監督の「MEMORIES」の中の「大砲の街」を思い出すような、独特の映像美にやられました。
だんだん場面が進むうち、何やら宮崎駿監督っぽい??とか、コミカルなアニメーションの動きが日本ぽいのかな?などといろいろに思いを巡らせながら観てしまって、そんな時間がとても楽しい。

この監督は日本びいきなのかしら?でも愛がなきゃあれほど日本をコミカルだけどなんか細かいところが的確に描けないよなぁ、感心するばかり!

声をやっている俳優の方たちも豪華で、日本勢は渡辺謙さんや夏木マリさんをはじめ、山田孝之君や松田龍平さん・翔太さん兄弟から千代の富士の娘さんの秋元梢さんまで。(あ、そういや翔太君と御結婚なさったっけ?)ちびまる子ちゃんのヒロシの声でおなじみの屋良有作さんも出てます。あ、UAの息子さんも出てるし、よくわかんなかったけど、細野晴臣さんまで出てるらしいっす。

外国の方たちは自分が知っているのはゴーストバスターズに出てたビル・マーレイさんとハーヴェイ・カイテルさん。ビルさんはわかったけどハーヴェイ・カイテルさんはよくわかりませんでしたが・・。

字幕で2回、日本語吹き替えで1回一気見してしまった。

まあ、いつものように物語的にはあまり見るべきところはないのかも(失礼!)なのですが、本当に画面が綺麗!映像美にやられます。同監督の「グランド・ブダペスト・ホテル」も映像がキレッキレ!です。好きな人にはたまらんですな。(ちなみに同監督の「ムーンライズ・キングダム」という映画も独特な世界観で子供たちの冒険を描いていて??ちょっと自分でも何言ってるかわかんないのですが(笑)・・とにかくすごく良かったです。)

・・好き勝手書いてしまいましたが、どこかのどなたかのアンテナに、ちょっとでも触れることができれば嬉しいな!ってことで終わります。

ターセム・シン監督 / The Fall 落下の王国

2013 07/31 03:37 (Wed) Category : 映画とかDVDとかドラマとか。

The Fall / 落下の王国 2006年 ターセム・シン監督 

なんて美しい映像でしょうか。冒頭から、美しい絵面と音楽にぐいぐい引き込まれてしまいます。

物語は、ある怪我をしたスタントマンと骨折で入院中の少女の交流・・・というお話です。スタントマンが少女に空想のお話を聞かせてあげるのですが、それをいちいちとても綺麗な映像にして観させてくれます。

少女の空想を映像化した、きらびやかな衣装を纏った砂漠に立つ山賊達、現実世界では看護師を務めるエブリン女史の艶やかなお姫様の姿や、「バリ島のケチャ」をモチーフにしたダンスのシーン、空想の中の敵「総督 オウディアス」との戦いのシーン、数々の世界遺産を背景に、まるでCGのような美しさの画面達が次から次へと夢のように繰り広げられます。圧巻でした~!

後半、シリアスな場面が出てきますが、個人的にそういうのはなしで映像美だけで一貫して欲しかったかもです。

ストーリーを重視する方にはどうしてもいまいちの映画になるでしょうが、「とにかく映像美でやられたいんだ~!」という方には文句なしのとても美しい映画です。ほんとうに色彩が艶やかで色っぽい。ステキです。

ああ~、すごかった。私はDVDで観ましたが、ブルーレイ欲しいです。買っちゃおうかしら。

テリー・ギリアム監督/The Imaginarium of Doctor Parnassus

2012 01/27 00:32 (Fri) Category : 映画とかDVDとかドラマとか。

2009年 「Dr.パルナサスの鏡」

なんか久しぶりに映画観た~!ってカンジがしましたです。2時間があっという間に過ぎました。おもしろかったな~。

私は、テリー・ギリアムさんの映画は、遠い昔TVで見た「バロン」と、若かりし頃見た「12モンキーズ」しか知らないのですが、この映画はどことなく「バロン」を思い出す感じでした。(12モンキーズもものすごく面白かった記憶があります。)

大体のあらすじとしては、「昔々、悪魔と契約を結んでしまったドクター・パルナサスと、その悪魔や家族や周りの人々との悲喜こもごも・・現実世界と願望の世界の対比と悲しみ」というような感じでしょうか・・。

ラストは個人的には大好きな、ハッピーエンドです。(気が抜ける方もいるかも?)

 

私は「バロン」のカラフルでキテレツな世界観が幼心にすごく好きでしたので、今でもこの映画の絵面はとてもワクワクするものでした。

好きな例をあげると、主人公の娘の役の人の羽織ってる日本の着物らしき服とか、想像の世界の中の紙芝居的な森の中の場面とか、皆が乗って旅する芝居小屋と住居を兼ねた馬車のデザインとか、すご~くツボです。

そして、出ている俳優さん方「全員」が、皆さまとてもとてもステキで、演技に引きずり込まれて時間を忘れてしまいました。

登場人物がみなそれぞれ魅力的なのです。特に、ヒロイン役のリリー・コールさんのコケティッシュな色っぽさがたまらんです(笑)あと、悪魔役の俳優さんの声がすごくいい声だった。

余談としては、「ヒース・レジャーさんの遺作」ということで話題にのぼったそうですが、そういったことを抜きにしてもファンタジー好きの方なら2時間たっぷりと堪能できると思います。

個人的な感想としては、「やっぱ欲望の世界より自分の現実を楽しくしたほーがいいよね!!」などと、ムツカしく考えずに楽しめたのが良かったです~。

・・テリー・ギリアム監督にはまりそうです。

オムニバス映画/The ショートフィルムズ

2011 09/09 12:40 (Fri) Category : 映画とかDVDとかドラマとか。

 

2008年の映画だそうです。「The ショートフィルムズ」というタイトルどおり、5人の監督の短編作品が収められています。

私は最近はじめて見ましたが、佐藤浩市さん×阪本順治監督の「展望台」が、ものすご~く良かったです。

ひょんなことから、とある展望台で一晩過ごすことになってしまった「中年男」と「小学生の男の子」のゆったりとした心の交流・・・というお話です。くすっと笑えて、でもちょっと切なくもなったりして、でもハッピーエンド。個人的に大好きな展開です~。

佐藤浩市さん扮するところの「中年男」が、男の子がのぞいている双眼鏡に(よくある100円入れるヤツ)にこっそりお金をチャリンと入れてあげる場面が好き。

他には、井筒和幸監督 「TO THE FUTURE」、大森一樹監督 「イエスタデイズワンスモア」、崔洋一監督 「ダイコン~ダイニングテーブルのコンテンポラリー」、李相日監督 「タガタメ」 という4作品が収録されています。

・・が、正直他の作品は個人的にはいまひとつなカンジでした。でも楽しめたので地味におすすめです。

テンペスト。琉球王朝の時代劇。

2011 07/28 16:48 (Thu) Category : 映画とかDVDとかドラマとか。

テンペスト・・英語で「嵐」という意味らしいです。

いや~!いいですね!沖縄の昔の時代劇!!・・・まず、画面がキレイです。映る景色全部キレイです。

・・まあ欲を言えば、ところどころ「うわ~石垣が発泡スチロールだなー・・。」などと興醒めする場面もあったりもしますが、そこは物語の強引な力強さで持ってかれてあんまり気にならないかも?なのです。

 

↓首里城の場面です。キレイですね。鮮やかだなあ~。tenpesuto--2.jpg

そして、全体的にちょっとSFチックなマンガっぽいノリで、すご~く見やすいです。(逆に、この解り易過ぎるノリが嫌いな方には最悪のドラマでしょうが・・。そこは好みで・・。)

 

私個人にはほんとツボでしたよ~。

あ~んな、100年近くも昔の沖縄で、聞き取れるような日本語を話してる訳無いよな~?・・とは思いつつ、まあ、それはそれとして、私のような少し沖縄をかじったコトがあるよーなもんにはきっと、物語に夢中になれるような魅力があるドラマだと思います。(沖縄の地元の方が見てどうかはわからないのですが・・。)

でも・・何よりも解りやすいんですよね~!

なんだかこれから「主人公が活躍するよ!」ってな、わかり易すぎるトコロが、私にとってはとても愉快でケイカイで、いい感じに観られるドラマです。(作り物なのは百も承知だけど、楽しめるカンジがすきなのです。)

それに、沖縄のキレイな海や空の映像、生粋の沖縄の俳優さん(平良とみさんや藤木勇人さん)がしゃべるかわいい「ウチナーグチ」の響きや、ほんとうに綺麗な「紅型の衣装」や、「琉球舞踊の舞い」の場面・・・いや~!マジでほんっとにキレイ!!これらは見所のひとつだと思います。・・・獅子舞もちゃんと芭蕉の繊維で作ったやつだったんじゃないのかしら・・たぶん??

それに、今まで勉強不足で知らなかった、この物語の主軸である「琉球王朝」そのものに、ああ~!歴史だなあ~って、思ってしまいました。まあ、我ながらばかっぽい感想ですけど(笑)

 

&なにやら不自然なのか自然なのか、もはやわからないたたずまいの、主人公の仲間由紀恵さんもステキです。いい味出されてると思います。

↓女として生まれながら、色んな事情で男として王朝に仕える身の上の主人公。突然の、淡い初恋の相手との再開に、嬉しくもあり哀しくもあり、といった体の主人公ちゃんの場面です。沖縄の美しい自然の風景に仲間さん独特の美しさが映えます。(この人は都会に写るよりやっぱ自然の中にいたほうが魅力が増すのではないかな~~??まあ個人の思い込みですけど。)

tenpesuto-1.jpg

そんでもって、惜しいなあって思うのは王様の姉君を演じている高岡早紀さんです。もっともっと、エキセントリックなイッっちゃてるカンジをもっと出して欲しかったな~!!

・・なんて、でも、私個人では続きが楽しみなドラマです~。

堤幸彦 監督/まぼろしの邪馬台国

2011 04/19 22:19 (Tue) Category : 映画とかDVDとかドラマとか。

↓中盤、主役の宮崎家を訪れる場面、ガラス越しにうつる窪塚君です。

2008年の映画だそうです。

好きな窪塚洋介くんを見たいだけのために観てみた映画でしたが、(監督が堤幸彦さんだったのも後から知りました。「トリック」が楽しかったなあー。)登場人物みんなを魅力的に描くところも、各々の演技派俳優の方たちの熱演も観られて、とってもマンゾクのいく素敵な映画だったと思います。
 
おおすじは、竹中さん扮する、島原を愛し邪馬台国があった場所を生涯探し続けた実在の人物、「宮崎康平さん」と、その盲目の宮崎さんに惚れ込んで支え続けた奥さん・和子さんの、、、というか2人を育んだ「島原という土地」と「そこに住む人々」の物語でしょうか・・。
 
ああ~!な~んかいい映画観たなあ~!と素直にスッキリしました。映画映画してたといいましょうか。
 
主演の竹中直人さんも昔から大好きな俳優さんで、すごいのはきっとすごいんだろうなーと、「すごいのは当たり前」みたいな感覚でかるく観始めてしまったけれど、やっぱし、竹中さんでなければ、あんなにみんなにちょっとづつ小憎らしいと思われながら、でもどうしても愛される主役の「宮崎康平さん」の魅力的なところは伝わらなかったのかなあ?なんて思ったり。
 
・・しかし、やっぱし本編と関係ないところで「窪塚かっこえ~~!いろっぺー!」などとミーハーな気分になってみたり(笑)
 
・・いや、窪塚くんはほんとにスバラシイ俳優さんなのだと思ってて、私は大好きなのです。(いろいろあっても。それは別として。)この作品の中に限っては窪塚くん個人の魅力はあんまし発揮出来てはいないと思うけど、登場人物として役目を果たしたカンジと思います。久々見られて嬉しかったな・・・また俳優に専念してくれたならすげーいいのに!・・おっとスンマセン個人的意見で(笑)
 
ちょっとズレてしまいましたが、私個人の感じ方では「フラガール」とか「三丁目の夕日」を見終わった時と同じような、スッキリとした読後感・・映画ではなんていうのだろー?・・わかりませんけど、とにかくスナオに登場人物と共感できて、登場人物と共に物語の終わる、ステキな映画だった。
 
あと、若い頃には何が良いのか全然解らなかった吉永小百合さんの、「絶対的な主役のオーラ!」をスゴイな~などと感じることが出来て良かったです。私も年取ったな~!っなんて、楽しい気分と寂しい気分がないまぜになってるけど、悪くない気分です(笑)
 
他にも、江守徹さん、石橋 蓮司さん、ベンガルさん、麻生 祐未さん、そして大好きな余貴美子さんや他のいろんなステキな役者さん方が脇を固める、とても見ごたえのある映画だと思うのでした。
 
付け足し。本妻役の余貴美子さんと、後妻役の吉永小百合さんのやり取りの場面は本当に感動してしまったのデス。
 
うかつにおすすめは出来ませんが(苦笑)、窪塚君か吉永小百合さんか竹中直人さんが好きな方なら問題なく楽しいと思います。
 
maborosinoyamataikoku2.jpg
 

 

バリーリンドン

2010 09/15 21:44 (Wed) Category : 映画とかDVDとかドラマとか。

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とても古い、有名な映画みたいですね。どうやら18世紀あたりのヨーロッパをこだわって再現した映画なのだそうです。

 私は この間はじめて観ました。 
 
感想を ひとことで言えば「とにかくキレイ!」
画面全体から受ける印象がやわらかくて美しく、いちいち全部が絵画のようでした。
 
場面を思い出してみると、主人公の若者がはじめて恋する女性の役の人の首に巻いたリボンとか、ふいに風に揺れる古風なお洋服のレースとかスカートとか・・・キレイ!
 
他にも、左右対称の植栽のある門から遠目に見えてくる貴族の豪邸とか、ロウソクの明かりで黙々と食事をとる場面とか、古めかしいしきたりの決闘の場面とか、貴族のお屋敷の中の内装とか。
全部が夢のように画面から次の画面へ流れてゆきます。
 
ただ、物語的には地方の豪族出身の若者が貴族の地位を手に入れてから落ちぶれるまでの半生、という、ありふれた?カンジのお話なので好みは分かれるかもしれませんね。あと、3時間は長いかも・・。
 
私にとっては久々にきっと何か気分で何度も何度も観たくなるんだろうな!と、思える映画でした。大当たりだ~。
 
(スタンリー・キューブリック監督の作品は、若い頃、時計仕掛けのオレンジと2001年宇宙の旅を観たのですが、映像は美しいと思うし観てる最中はおもしろいと思うのに、なんでだかココロから楽しめてなかった気がします・・今観れば違うのかなあ・・?)

あ!今、GyaO!で、ちょうど「アイズ ワイド シャット」が観られるのですよね~この機会に観てみましょう。そうしよう~。

うぬぼれ刑事、というか宮藤さんのドラマ。

2010 09/10 22:18 (Fri) Category : 映画とかDVDとかドラマとか。

kyonkyon.jpg

なんだか久しぶりに宮藤官九郎さんのドラマを観ています。
 
私が感じる宮藤さんのドラマの魅力は、「ストーリーとしてはたぶんハチャメチャなのかもだけど、いつの間にかクスっと笑ったりなんだかわかんないうちに感動して泣いてしまったりするところ」です。
 
こういうのは自分より若い世代のひとにはバカバカしい感覚なのかもなあ?と思うけれど・・。(年とったら涙もろくなったようで、自分でもこれで泣くの?!というドラマや映画の場面で涙ぐむようになってしまったので・・アハハ。)
 
 「うぬぼれ刑事」も最近調子出て来たような?と感じます。しっちゃかめっちゃかぶりが。あれ?しっちゃかめっちゃかって死語なのかなー。 
 
そんななかでも宮藤さんのドラマで一番好きなのは「マンハッタンラブストーリー」です。
 
キョンキョンが・・あ、小泉今日子さんのコトですよ~、キョンキョンて。
・・とにかく、その小泉さんがメチャクチャかわいいのです。大好きな清志郎さんもチョロっと出てるの。
 
自分が小さい頃、アイドル、というやつだったキョンキョン。
自分が20代になってからはキレイな奥様的なカンジになって、「ケッ」などと思ってしまったこともあるキョンキョンですが、このドラマを観てかわいさがやっとわかったような?わからんような(笑) 
 
ちなみに画像はマンハッタンラブストーリーにてステキな笑顔の小泉今日子さんです。
こないだの「うぬぼれ刑事」の衣装といい、こんなレトロなお洋服がよく似合いますね。
 
宮藤さんの作った作品では、出演する俳優さん達の新しい魅力、つーか、自分では気づけなかったその俳優さんの本領発揮にビックリしつつもほほえましく楽しく観られるところが私にとっては一番の魅力なのかもしれません。
 
きっと好きってコトなんだろうなあ~私、宮藤官九郎さんが。
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